NBAに入れる選手数は?
Embed from Getty Imagesいきなりですが、皆さんはバスケットボールの世界での競技人口を知っていますか?
答えは何と
4.5億人!
世界で一番の競技人口を誇ります!※なんとサッカーより多い😲
日本では、世界ほど人気があるスポーツではないですが、それでも学生スポーツの中ではかなりの競技人口がいます!
女子の学生の競技者が多いのも特徴ですね!
世界的なスポーツのバスケで、世界最高峰のリーグがNBAです!
ではNBAに入れる選手の数は何人なのでしょうか?
- まず1チームに登録できる選手数(ロスターと言います)が15人です!
- そして2017-18から導入された*2way契約で各チーム2人まで契約できます!
*NBAと下部チームのGリーグを行き来できる契約のこと(2017-18から) - そしてNBAの球団は全30チームあるので、17人×30チームで510人となります!正式に契約した15人だけだと450人になります!
世界のトップレベルの450人がNBA選手になれます!
競技人口が4.5億人なので、NBA選手になれる確率は
0.000001%
凄ですね(笑)
そして入れ替わりの激しいリーグでもあるので、すぐに選手も解雇されます。
リーグに残るだけでも大変です💦
NBAに入る方法はドラフトが王道!
Embed from Getty ImagesまずNBAに入る王道は、ドラフト指名される事です!
NCAA(全米大学体育協会)のディビジョンⅠ(日本で言う一部)の大学に所属して、評価を上げてドラフト指名される事が一番多いです。
以前は高卒の選手もいましたが、以下のルール変更によりドラフト指名できなくなりました⇩
ドラフト指名を獲得できる選手は、2005年のドラフトまで高校卒業以上としていたが、2005年7月に新労使協定によるルール改定が行われ、ドラフトの行われる暦年(1月から12月)で最低19歳に達する必要があり、アメリカのハイスクール出身者は卒業から最低1年経過していなければ資格を得られない。
引用:wikipedhia『NBAドラフトより』
八村選手もアメリカの名門、ゴンザカ大学でプレーしていました!
Embed from Getty Images最近では海外の選手がドラフト指名されることも増えたので、必ずしもNCAAの大学に所属してないと指名されない訳ではないです!
他にも下部リーグ(Gリーグ)のNBAGリーグ・イグナイトという、NBAが将来有望な選手の為のチームに参加して評価を上げるという方法もありますが、ここではそういったものがある程度に紹介しておきます。
- 全30チームが、1チーム2名指名できます!
- ドラフトで指名される選手の数は全部で60人(少ない!)
- 順番はドラフト指名前に決まっており、1巡目と2巡目という形で各チームが順番に指名していきます!
まず60人という人数が少ないです💦
全世界のトップレベルのバスケ選手が、その枠を狙っているわけですね🤔
ドラフト指名の順番は前シーズンでプレイオフに出場できなかった14チームで、ロッタリーという抽選をして順番を決めます(詳しく知りたい人はwiki参照)
ドラフト14位以内の指名をロッタリーピックと言われていて、下位に低迷したチームが即戦力として指名することが多いので、評価が高い選手という事になります!
日本人で2019ドラフトで指名された八村選手の順位は何と・・・
9位!!
ルーキーシーズンからスタートだったので、チームからの高評価がわかります!
八村と渡邊の凄さ!今までの挑戦者達
皆さんNBAに入ることが、どれだけ狭き門かわかっていただけたでしょうか?
そんなNBAには現在日本人が二人います!
※渡邊選手はまだ契約が決まってはいませんが、必ずや決まる事でしょう!
皆さんご存じ
八村塁選手!
1998年生まれの24歳(2022年7月23日時点)。
富山県出身
身長:203cm(wikiでは現在は少し伸びて206cmだとか)
体重:104kg
ポジション:PF・SF(スラムダンクで言う花道か流川です)
Embed from Getty Images渡邊雄太選手!
1994年10月13日生まれ27歳(2022年7月23日時点)。
香川県出身
身長:206cm
体重:体重:98kg
ポジション:PF・SF
Embed from Getty Imagesもう説明不要かもしれませんが、改めて彼らの偉業を確認しておきましょう!
八村選手・渡邊選手の偉業!
- 日本人初のドラフト1巡目指名選手(2019年ドラフト9位 ワシントン・ウィザーズ)
※日本人で初指名は岡山恭崇選手が1981年にゴールデンステート・ウォリアーズに8巡目10位で指名されたのが初! - オールルーキー2ndチームに選出!
- 日本人初のプレーオフ出場!
※2020-21シーズン - 日本人最多得点30点を記録!
※2019年12月2日のLAクリッパーズ戦で記録 - 日本人初のジョーダンブランド(エア・ジョーダン)と契約!
- ※バスケの神様マイケル・ジョーダンと直接電話したとのこと
あげるとキリがなくなるので、これくらいにします!
次は渡邊雄太選手!
- 2018年にメンフィス・グリズリーズと2way契約(NBAとGリーグの両方を行き来する契約)を結び、日本人二人目のNBA選手になる!
- 日本人初の二桁得点を記録!
2019年2月7日オクラホマ・シティ・サンダー戦での10得点 - 2019年12月14日のワシントン・ウィザーズ戦での2Qに八村選手とNBAのコートで、日本人初対決!
- トロント・ラプターズとの2Way契約から、2020-21シーズン中に正式に契約を結んだ!
※個人的にはここが一番凄いと思っています😮 - 2021-22シーズンに日本人として二人目のプレイオフに出場!
- 個人での得点キャリアハイの26得点を記録
※チームが大敗したため本人は嬉しくないとのこと(自分だったら内心ガッツポーズ💪)
まだMLBのア・リーグMVPにまで選ばれた、大谷翔平選手に比べると、国内での扱いは小さいですが、彼らの偉業は日本人にNBAというリーグを身近な存在にしてくれました!
ずっとNBAを観てきた自分でさえ『自分がNBAを観ている間は日本人のNBA選手は現れないだろう』と思っていました・・・
彼らの活躍をこれからも、管理人は応援していきます🎉
最後に自分の中で欠かせない選手を紹介していきます!
日本人初!NBAプレーヤー田臥勇太選手!
自分がNABを見始めたのは2003年、そしてその翌年の2004-05シーズンのフェニックス・サンズの開幕ロースターに初めて日本人の名前が入りました!
その名は
田臥勇太
Embed from Getty Images現在は宇都宮ブレックス所属
所属したチームは当時、後にシーズンMVPを2年連続で受賞するスティーブ・ナッシュ擁する、ウエスタンカンファレンスの強豪フェニックス・サンズ。
2004年11月3日、シーズンの開幕戦のアトランタ・ホークス戦!
チームの3番手ポイントガードの田臥選手には、なかなか出場機会がありませんでしたが、チームが大量リードをした第4Qに、出場機会が巡ってきました!
※スポーツライターの宮地陽子さんのNumberの記事です!
成績は
出場時間:10分
得点:7点
アシスト:1
当時テレビ放送されたのを覚えています!
その後、計4試合出場した後に解雇されてしまいましたが、日本バスケの歴史に大きな1ページを刻みました!
その後はNBAにまた入れることはなかったですが、彼の挑戦が後のNBA選手誕生に大きく貢献していることは間違いないでしょう!
渡邊選手が尽誠学園高等学校の3年生(2012年)の時、アメリカに留学しようかと悩んでいた時。
周囲からは、海外留学に反対の声もあったそうです。
悩んでいた渡邊選手に男子バスケ日本代表監督で2011年に渡邊選手を最年少で代表に招集したトーマス・ウィスマンコーチが、父の英幸さんに『田臥と話した方が良い』と助言し、田臥選手に英幸さんの電話番号を渡して田臥選手から電話したそうです。
そしてその時に『絶対に雄太をアメリカに行かせてください!』と背中を押し、渡邊選手はプレップスクール(大学進学の為の準備学校)を経てジョージ・ワシントン大学に進学しました!
カッコイイですね😁
今の渡邊選手があるのは、一番は本人の努力だと思いますが、周りの人のサポートも大事だったのだと思います!
そんな田臥選手はまだ現役を継続するそうです!
その経験をBリーグや代表選手に引き続き、伝えていってほしいです!
今日は『NBAに入る難しさ!』という記事を書きました!
日本人がNBAに入ることは今までは夢で終わってましたが、その夢を現実にしてくれる人がいて、また更に上のレベルに到達できると思います!
まだまだ日本には有望な若手選手がいます!
また日本人NBAプレーヤーが誕生することを祈って、今日は終わりにしたいと思います!
それではまた👋
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