【NBA2023:バックス優勝のカギを握るベンチメンバー】第1回~ボビー・ポーティス~

Bobby Portis;Photo by Aliza Baran NBA

先日バックスが5年連続のセントラル・ディビジョンの優勝を決めました🎉

ロスターも充実していて、選手のプレータイムはしっかりとシェアされています。バックス3回目の優勝へ向けて、主力も休ませつつ良い状態でプレイオフへ望めそうです!

しかし、プレイオフはレギュラーシーズンとは別物!何があるかわかりません・・・
※昨年もミドルトンのケガ

そんなチームの危機で重要になってくるのが『流れを変えることのできるベンチメンバー』の存在です!

今日から2023年プレイオフで重要になるベンチメンバーを一人ずつ紹介していきます!

この記事を読むことで・・・

  • バックスのベンチメンバーの特徴がわかる!
  • ボビー・ポーティスの簡単な経歴がわかる!
  • ボビー・ポーティスがどんな状況で力を発揮するのかがわかる!

以上のメリットがあります!

あなたもバックスのベンチメンバーをしっかりと把握して、2023プレイオフをしっかりと楽しみましょう👍

ボビー・ポーティスの経歴~かつては過ちも~

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👆目力がすごい・・・『Crazy Eyes』という愛称もある(笑)

《ポーティス基本データ》

本名ボビー・ポーティス・ジュニア(Bobby Portis Jr.)
出身:アメリカ(アーカンソー州)
生年月日:1995年2月10日(27歳:2023/3/31時点)
身長:210.8cm ※参照RakutenNBA
体重:113.4kg
ウィングスパン:218.4cm
ジャンプ力:垂直跳び(助走なし)63.5cm、垂直跳び(助走あり)80cm
ポジション:PF/C
出身校/クラブアーカンソー大学(主な出身NBA選手:ジョー・ジョンソン、パトリック・ベバリー、ダニエル・ギャフォードなど)
ドラフト:2015年1巡目22位(シカゴブルズ)
愛称:Bobby Buckets、BP、Crazy Eyes

ポーティスのNBAに入るまでの経歴

出典:ESPN

写真は高校生のリクルート時のポーティス!素朴な表情がたまらない👍

ポーティスのNBA入りまでの経歴
  • 高校生の時に『2013年度のミスターバスケットボール』に選出!同年のマクドナルド・オール・アメリカンゲームにも出場(高校を卒業したバスケ選手のオールスター)。
  • 地元アーカンソー大学へ進学する。1年生の時から34試合に出場し、平均12.3得点、6.8リバウンドを記録。
  • 2年生時の2014-15シーズンに平均17.8得点8.9リバウンドを記録し、サウスイースタンカンファレンスの最優秀選手に選出される!
  • 大学で2年間プレーした後に2015年のNBAドラフトにアーリーエントリーし、1巡目22位シカゴ・ブルズから指名された。

2015年のドラフトは1位指名がミネソタのカール・アンソニー・タウンズ、2位がディアンジェロ・ラッセル(現レイカーズ)、4位にクリスタプス・ポルジンギス、13位デビン・ブッカーなど各チームのスターが指名された年でした!
※他にも良い選手が指名されています2015年ドラフト

そんな中22位で指名されたポーティス!ドラフト時の評価はどのようなものだったのでしょうか?

現NBAJapanシニアエディターで書籍の翻訳などもされている大西玲央さんが運営しているサイト『BFIJ』(※ESPNの記事の翻訳など)にはこのように書かれています👇

ボビー・ポーティスは今ドラフトで最も安全な指名の一つ。全てうまくやる事ができる。穴が無い。シュートでき、ポストアップもでき、リバウンドとブロックもできる。そしてエンジンが凄まじくノンストップでプレイし続ける。スターにはならないだろうが、生産性がとても高い選手になるだろう。ここ数年のブルズのドラフトの仕方は大好きで、これもまた素晴らしい指名だ。

引用:『BFIJ』

今のバックスでのプレーもこのような感じですね😁

NBAキャリアスタート!~バックス入団まで~

NBAキャリアをスタートさせたポーティス。ルーキーシーズン(2015-16)は、ブルズにパウ・ガソル、ジョアキム・ノア、タージ・ギブソンなどフロントコートのベテラン選手が在籍していて、なかなかプレータイムをもらえませんでした。

2017-18シーズン。ブルズはジミー・バトラーなどを放出し、ポーティスも中心選手として期待されていました。しかし開幕前の練習中に不仲だった二コラ・ミロティッチと乱闘になり、ミロティッチに顔面骨折の重傷を負わせる。結局チームからは8試合の出場停止処分が下される。

当時の自分はポーティスのことは全く知らなかったですが、このニュースは覚えています👇

『ブルズの二コラ・ミロティッチがボビー・ポーティスと喧嘩で顔面を骨折』sporting news

まさか自分が好きなチームの人気選手になるとは・・・💦

翌シーズンの2018-19シーズン途中にワシントン・ウィザーズへトレードで放出される😢

シーズン終了後にウィザーズから延長契約のオファーが無く完全FAとなる。ニューヨーク・ニックスと2年契約するも、2年目はチーム・オプション(チームが最終年の契約を行使する権利を持つ)を破棄され1年でまたFAに。

そして2020年11月24日に我らがミルウォーキー・バックスと2年750万ドル(2年目プレーヤーオプション)で契約します!今の活躍を考えると破格の金額ですね😁

バックスでの活躍!~ベンチからのスーパーサブ~

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ポーティスがバックスに入団した2020‐21シーズンは、バックスファンが一番うれしかったシーズンでしょう!

バックスが50年振りに優勝したシーズンです🎉

そのシーズンのポーティスのスタッツがこちら👇

2020‐21ポーティスのスタッツ

試合数:66試合 ※新型コロナウイルスの影響で72試合に短縮
出場時間:20.8分
平均得点:11.4点
平均リバウンド:7.1本
確率:FG52.3% 3P47.1% FT74%
ダブルダブル:12回
プラスマイナス:2.1

数字以上にポーティスがベンチから出てきた時のエネルギーが、チームや会場の雰囲気を盛り上げてくれていました!

オフにはプレーヤーオプションを破棄して、バックスと2年900万ドルで再契約!なんとマイアミ・ヒートとダラス・マーベリックスからより高い金額をオファーされていたにも関わらず・・・

バックスを本当に気に入ってくれていますね😁

※そして2022オフにバックスと4年4900万ドルの長期契約を結びました

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