【NBA2023:バックス優勝のカギを握るベンチメンバー】第2回~パット・カナートン~

NBA・Bリーグ関連

今日は2023年『バックス優勝のためにカギになるベンチメンバー』ということで、今日は第2回!

パット・カナートン🎉

日本全国のカナートンファンの皆様お待たせしました!

この記事を読むことで

  • カナートンの経歴!複数スポーツで活躍するアスリート!
  • カナートンのプレースタイルとプレイオフでの期待する活躍と課題!
  • カナートンのジャンプ力などのフィジカルデータ

これらのすべてがわかります😁

バックスファンの方、カナートンファンの方、2023NBAプレイオフを見る人

ぜひ読んでみてください!

それではいきます!

パット・カナートンの経歴~野球もプロレベル~

《カナートン基本データ》

本名パトリック・バージン・カナートン(Patrick Bergin Connaughton)
※表記はRakutenNBA
出身:アメリカ(マサチューセッツ州)
生年月日:1993年1月6日(30歳:2023/4/8時点)
身長:195.6cm ※参照RakutenNBA
体重:94.8kg
ウィングスパン:203.2cm
ジャンプ力:垂直跳び(助走なし)94.3cm、垂直跳び(助走あり)111.8cm※参照2015draftcombine
ポジション:SG/SF
出身校/クラブノートルダム大学
ドラフト:2015年2巡目41位(ブルックリンネッツ)※すぐにトレイルブレイザーズにトレード
愛称:Vanilla Thunder(バニラ・サンダー)、Planet Pat

カナートンのNBA入りまでの経歴~複数スポーツで活躍するアスリート~

Embed from Getty Images

セント・ジョンズ・プレップ高校時代は、アメフト🏈、野球⚾、バスケ🏀など複数のスポーツで活躍するアスリートだった。その中でも野球で注目を浴びる。

本人のバスケットへの想い入れは強く、ノートルダム大学へ進学後は、野球とバスケのふたつのスポーツを行う。

大学の3年次に、2014年MLBドラフトボルチモア・オリオールズ4巡目(全体121位)で指名を受けた。

Embed from Getty Images

👆大学ではピッチャーやってました!

オリオールズとは『4年次にノートルダム大学でバスケットをプレーすることの許可』をもらい契約を結んだ。
※NBA入り後もオリオールズは2020年までカナートンとの契約を有していました!いつかまた野球に挑戦する日も・・・?

大学4年次には、チームメイトのジュリアン・グラント(後にニックスに入団)と共にチームを牽引。ACCトーナメントで優勝し、NCAAトーナメントではチームを1979年以来のエリート8へ導く!

4年次の活躍で評価を高めたカナートンは、2015年NBAドラフトでブルックリン・ネッツから2巡目41位で指名を受ける。

その後すぐにメイソン・プラムリーとともにトレイルブレイザーズへとトレードされ、NBAキャリアをスタートさせた。

カナートンのブレイザーズ時代

Embed from Getty Images

ルーキーシーズンの2015-16シーズンから2シーズンは、平均出場時間が、1年目:4.2分2年目:8.1分となかなか出場時間がもらえず😢

3年目の2017-18シーズンはベンチ出場ながら全試合に出場!平均出場時間:18.1分、平均得点:5.4点、平均リバウンド:2.0本、平均アシスト:1.1本のスタッツを残す。

シーズンオフにFAとなり、ミルウォーキー・バックスと契約する。

バックスでの働きに関しては次で解説!

パット・カナートンのプレースタイル~ダンクコンテストにも出場する身体能力~

2018-19シーズンからバックスに加入したカナートン。バックスでは平均して20分前後のプレータイムをもらっています!

基本はベンチから出場するカナートンですが、彼のプレーヤーとしての特徴はこのような感じです!

  • 抜群の跳躍力を活かしたリバウンド
  • シュート機会さえあれば得点できる得点力
  • フィジカルの強いウイングディフェンダー

昨シーズンはミドルトンのケガもあり、SFで先発出場する機会も増えて、スタッツ上ではカナートンにとってのベストシーズンになりました!

2021-22スタッツ

出場時間:26.0分
得点:9.9点
リバウンド:4.2本
アシスト:1.3本
シュート効率:FG 45.8% 3P 39.5% FT 83.3%
±:-0.4

赤字がキャリアハイ!

ガードとしてはリバウンドが強く、得点も効率よく取ってくれます!

アシストがガードとしては少ないのは、ハンドラーとして彼が攻撃の起点となることが少ないためです。

そして今年のカナートンはウイングディフェンダーとしても優秀です!

ディフェンスの指標:DIFF%とは?

Embed from Getty Images

DIFF%➡Percentage Points Difference

聞いたことがあまりないスタッツだと思います💦

簡単に言うと

自分がマッチアップした相手のFG%をどれだけ下げたか

という指標になります!

カナートンの2022-23シーズンのDIFF%6.1%ざっくり言うと『カナートンがディフェンスした相手のFG%を6.1%下げた』ということになります。

これがどれだけ凄い数字かというと、チームメイトのヤニスが-6.8%です!

最優秀ディフェンスプレーヤーのヤニスに匹敵する数字ですね😮

ちなみに余談ですが八村塁のDIFF%は‐7.2%です。

チームディフェンスなどで何かと言われることがありますが、八村の対人ディフェンスはリーグ屈指です!

1メートルを超えるジャンプ力!NBA屈指の白人ダンカー

出典:NBA Twitterアカウント

カナートンは2020年オールスターのイベント『スラムダンクコンテスト』に出場しました!出場者は、

  • パット・カナートン
  • ドワイト・ハワード
  • デリック・ジョーンズJr.
  • アーロン・ゴードン

そう!あの疑惑の判定があったダンクコンテストです(笑)

アーロン・ゴードンとデリック・ジョーンズJr.が凄すぎてファイナル・ラウンドには出場できませんでしたが、その跳躍力を活かした人間超えダンクを披露しました!

Bucks Lead

👆跳び越えてるのはMLBミルウォーキー・ブルワーズ所属のクリスチャン・イエリッチ【出典:カナートンTwitter

この服装は、映画『邦題:ハード・プレイ (原題:White Men Can’t Jump)』の主人公、ビリー(俳優:ウディ―・ハレルソン)をオマージュしたものです!

出典:映画ナタリー

『ハード・プレイ』はアクション俳優のウェズリー・スナイプスも出演していて、その身体能力を活かした演技(プレー)を見せています!

調べていたらなんとこの映画、今年リメイクされます🎉😲

20th Century Studios

2023年5月19日からHuluで配信予定!興味ある方はぜひ(^^)/

パット・カナートン~2023プレイオフで期待する働きと課題~

それでは最後カナートンに、2023プレイオフで期待する働きと課題を書いていきます!

《パット・カナートンに期待する働きと課題》

オフェンス

Embed from Getty Images
  • ノーマークの3Pシュートをしっかり決める!
  • リバウンド力を活かして、大きく跳ねたオフェンスリバウンドをしっかり確保!

この2点になります!

カナートンはシュート全体の90%以上がキャッチ&シュートゴール近辺でのシュートになります。

2023シーズンの3P平均試投数は1試合5.3本です。

そして今年の成功率は33.9%💦なんと昨シーズンから大幅ダウン😭

そのほとんどがキャッチ&シュートなので成功率の改善は必須です!

プレイオフではファールのコールが鳴らなくなることが予想され、ヤニスのペイントアタックも止められることが増えます。

そのような時に重要になるのが『ヤニスのキックアウトパスからの3Pシュートをしっかり決める』ということです!

逆に決められなければ、相手はどんどんペイント周辺にディフェンダーを集中させて、バックス大敗パターンにつながってしまいます💦

次にオフェンス・リバウンドですが、カナートンはガードとしてはリバウンド意識の高い選手です。

バックスにはヤニスとブルック・ロペスというリーグ屈指のリバウンダーがいますが、彼らがティップしたボールや3Pシュートのリバウンドは大きくゴール下から跳ねることがあります

そのような時に重要になるのがウイングプレーヤーのリバウンド能力です!

もちろん深追いは禁物ですが、カナートンはその跳躍力を活かしてリバウンドを確保してくれるでしょう👍

ディフェンス

Embed from Getty Images
  • ウイングディフェンダー!相手のSG/SFなど得点力のある相手にマッチアップ!
  • リーグ1位のチームリバウンド数を支えるリバウンド力!

前述したようにカナートンはマッチアップした相手のFG%を下げる良いディフェンダーです。

バックスにはドリュー・ホリデーをはじめ良いウイングディフェンダーがたくさんいます。

どんな選手が出ても相手のエース級の選手に楽なプレーをさせないディフェンスをして欲しいですね😁

シーズン終盤で大敗したセルティックス戦など、相手の3Pシュートがバグっている時はあっという間に点差がつきます。

レギュラーシーズンでは取り返しがつきますが、プレイオフは負けたら終わりです!劣勢時に『チームに流れを引き寄せるディフェンス』が必要になります。

そしてディフェンスはシュートを落とさせて、リバウンドを取るまでがディフェンスです!

カナートンはその両方に貢献できる選手です!


今日は『バックス優勝のカギを握るベンチメンバー』ということで、パット・カナートンを特集しました!

バックス優勝へ向けて、みんなコンディションを上げていって欲しいです😊

プレイオフに向けてカギを握るベンチメンバーを紹介していきます!

第1回目はこちら【ボビー・ポーティス】

【追記】
シーズン終盤戦でカナートンは右足首を捻挫しました😢グレイソン・アレンも同じく足首の捻挫で欠場中。プレイオフへ向けて大事にならないといいですね・・・🙏

コメント

タイトルとURLをコピーしました