【NBAバックス】新ヘッドコーチ!エイドリアン・グリフィン~ティブスとナースの弟子~

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NBAドラフト!終わりましたね😁

1位指名確実と言われ、実際に1位になったウェンバンヤマが、あれだけ感傷的になっていたのは『NBAにドラフトされるということ』の特別さを物語っていました!

最近は衝撃的なトレードが多く、明日は我が身のバックスですがヘッドコーチは決定いたしました!

エイドリアン・グリフィン!

ピンとくる人は、以前からNBAを見ていてロールプレイヤーも知っている人でしょう!

そこで今日は、NBAファン、来季が心配バックスファン、エイドリアン・グリフィンファンのために、エイドリアン・グリフィンの選手経歴、コーチ経歴、現在のバックスのコーチ人事を調べました!

この記事でわかること
  • エイドリアン・グリフィンの選手時代、豆知識!
    息子もNBA選手、博士号を持つ知識人!
  • エイドリアン・グリフィンが師事したヘッドコーチ達!
    一番はニックナース!ティブスの影響も・・・
  • エイドリアン・グリフィンをサポートするコーチ陣!
    あのテリー・ストッツがアシスタントコーチ!

以上のことがわかります!

今日の記事を読んで、来シーズンのバックスのコーチ陣を把握しておきましょう!

エイドリアン・グリフィン知っておくべき情報~選手時代・息子もNBA選手・博士号も取得?~

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エイドリアン・グリフィンの選手としての情報はこちら👇

  • ドラフト外でNBA入り(ドラフトは伝説の1996年:アイバーソンやコービーなど)。1999‐00セルティックスでデビュー!
  • キャリア通算成績:477試合、平均4.0得点、3.2リバウンド、1.4アシスト。
  • 選手としての優勝はなし!NBAファイナルは2006のマーベリックスで経験(惜しくもヒートに敗れる)。

選手としては、ドラフト外からNBA入りした苦労人だったようですね🤔そこからリーグに9年間在籍したので、しっかりとチームに必要とされる人材だったのでしょう。

最後に在籍したソニックスで、シーズン終了後にトレードでバックスに加入。そこで解雇され現役を引退しました(そのままバックスのアシスタントコーチに就任)。

《息子もNBA選手!》

グリフィンの息子は、アトランタ・ホークスに在籍するAJ・グリフィン。デューク大でプレーし、2022ドラフトで全体16位で指名された期待の若手です!

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最近の2世選手の活躍は凄いですね😲もう一人の息子のアランはカナダのプロリーグでプレー、娘のオーブリーはUconnでプレーしているそうです。

組織リーダーシップの博士号を取得!

彼の経歴で気になったことが一つ!

エイドリアン・グリフィンはシートンホール大に通っていましたが、そこで学士号と修士号を取得しています。

そして、なんとグリフィンはNBAのアシスタントコーチとして働くかたわらに、シカゴのコンコルディア大学で組織リーダーシップの博士号を取得!

博士論文のタイトルは「現役NBAアシスタントコーチが競争力のあるスポーツ環境でストレス、ストレッサー、対処戦略、介入を経験する方法」

選手のストレスケアにも活きそうな論文ですね!

そしてあのニック・ナースHCも博士号を取得していました😲

NBAのコーチは激務だと思いますが、そんな中でこのような学位を取得する姿勢は周りからも尊敬されるでしょう。

グリフィンのバックスでの人心掌握術に期待です!

エイドリアン・グリフィンのコーチとしての経験~2019ラプターズで優勝を経験~

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写真はサンダーAC時代👆

グリフィンのコーチとしてのキャリアを確認してみましょう!

在籍チームとその時のヘッドコーチです!

エイドリアン・グリフィンのコーチ歴・師事したヘッドコーチ達
  • 2008‐10 ミルウォーキー・バックス
    HCスコット・スカイルズ
  • 2010-15 シカゴ・ブルズ
    HCトム・シボドー

    ※2014FIBAワールドカップのアメリカ代表コーチングスタッフとして優勝も経験(カリー、ハーデン、カイリーらが参加)
  • 2015‐16 オーランド・マジック
    HCスコット・スカイルズ

    ※トップアシスタントコーチ
  • 2016‐18 オクラホマシティ・サンダー
    HCビリー・ドノバン

    ※リードアシスタントコーチ
  • 2018‐23 トロント・ラプラーズ
    HCニック・ナース

    ※リードアシスタントコーチ
    2019ウォリアーズを破りラプターズの優勝🏆に貢献!
  • 2023~ ミルウォーキーバックスのHC就任!

順調に経歴を積んできていますね。特筆すべきはラプターズでの優勝でしょう!

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前年のHCドウェイン・ケイシーが解任され、HC1年目のナースが就任。そのサポートにはアシスタントコーチ陣の働きも大きかったでしょう!

八村選手を指導していることで日本でも注目をあびたフィル・ハンディも、優勝したシーズンのラプターズのアシスタントコーチとして在籍していました。

一番注目を浴びるのはヘッドコーチですが、グリフィンもコーチ陣の一員としてチャンピオンチームを支えていました!

また、グリフィンは2022年4月10日のニックス戦でHC代行を務めています。

バックスでその手腕を発揮できるか?~強力なサポート陣テリー・ストッツ~

ヘッドコーチとしては1年生のグリフィンですが、その経験は豊富です!

15年間のコーチ歴の中で、プレイオフに11回進出、2回のカンファレンスファイナル、1度のNBA優勝、アメリカ代表コーチ陣として世界一を経験。成功したチームの、ヘッドコーチの元で多くの経験を積んでいます。

グリフィンをバックス史上17人目のコーチとして任命した、GMのジョン・ホースト氏は彼をこのように評価しています👇

“Adrian is a widely-respected coach and former player, who brings great leadership and experience to our team,” said Bucks general manager Jon Horst. “His championship-level coaching pedigree, character, basketball acumen and ability to connect with and develop players make him the ideal choice to lead our team. He has earned this opportunity.”

バックスのゼネラルマネージャーであるジョン・ホーストは、「エイドリアンは、広く尊敬されているコーチであり、元選手でもあり、私たちのチームに素晴らしいリーダーシップと経験をもたらしてくれます」と述べています。「彼のチャンピオンシップレベルのコーチングの血統、性格、バスケットボールの洞察力、選手とつながり育成する能力は、私たちのチームを率いるのに理想的な選択と言えます。彼はこの機会を得たのです。”

NBA.com『Milwaukee Bucks Hire Adrian Griffin As Head Coach』

ヘッドコーチとしての経験がなくとも、彼がアシスタントコーチとして経験は非常に有用なものでしょう。

そして、評価されているのは『選手との繋がりを形成する能力』です。

NBAに限らず、プロスポーツ選手は非常にプレッシャーの強い職業です。SNSの発達もあり、近年はファンと選手の距離は今まで以上に近くなりました。その影響か、精神を病んでしまう選手も増えてきたように思います(カミングアウトしやすくなったからかもしれませんが・・・)。

そんな現代のNBAでコーチに求められる能力は『選手と信頼関係を結び導いていく能力』も必要だと思います。特に若年の選手が活躍する現代ではなおさらです。

来年はグリフィンにとっても勝負の年になるとは思いますが、彼の手腕に要注目です!

バックスのアシスタントコーチ陣~テリー・ストッツも加入?~

それではグリフィンをサポートするアシスタントコーチ陣は、どのような陣容になるのでしょうか?🤔

どんな偉大なヘッドコーチもひとりでチームを収めることができないように、コーチ陣もお互いの仕事や能力を補完し合わないといけません。

今回のコーチ陣の編成の中で、一番大きいものはこちらではないでしょうか?

出典:© Ron Chenoy-USA TODAY スポーツ

テリー・ストッツがバックスのアシスタントコーチとして復帰!
Fan Nation Bucks Zoneより

ブレイザーズの印象が強いストッツですが、2005‐07の間にバックスのHCを務めたこともあります。通算の戦績はこちら👇

《テリー・ストッツのコーチ成績》

  • 通算成績
    レギュラーシーズン:1003試合517勝486敗 勝率51.5%
    プレイオフ:67試合23勝44敗 勝率34.3%
  • アトランタ・ホークス(2002‐04:2年間)
    レギュラーシーズン:137試合52勝85敗 勝率38.0%
    プレイオフ:なし
  • ミルウォーキー・バックス(2005‐07:2年間)
    レギュラーシーズン:146試合63勝83敗 勝率43.2%
    プレイオフ:5試合1勝4敗 勝率20.0%
  • ポートランド・トレイルブレイザーズ(2012‐21:9年間)
    レギュラーシーズン:720試合402勝318敗 勝率55.8%
    プレイオフ:62試合22勝40敗 勝率35.5%


    ※参照:basketball reference

移り変りの激しいNBAで立派な成績ですね😲

彼の経験と実績は、必ずやグリフィンの助けになるはずです(もしもの時の保険のような気もしてますが・・・)。

《その他のアシスタントコーチは?》

現在決まっている、他のアシスタントコーチ達を確認しましょう!

  • Joe Prunty(ジョー・プランティ)
    2000年からスパーズ、マブス、バックスなど、多数のチームでAC歴を積む。ジェイソン・キッドHC解雇後の残りのシーズンのバックスHCを務める。
  • Patrick Mutombo(パトリック・ムトンボ)
    2019年ラプターズ優勝時のアシスタントコーチ。グリフィンの同僚。
  • Nate Mitchell(ネイト・ミッチェル)
    前ラプターズAC。グリフィンの同僚。
  • D.J. Bakker(D.J.バッカ―)
    デトロイト・ピストンズAC/Player Development Coach。Gリーグのモーターシティ・クルーズHCも。
  • Josh Oppenheimer(ジョシュ・オッペンハイマー)
    2021年バックス優勝時からのAC。マイク・ブーデンホルザー体制から残留する。

Fan Sided『Milwaukee Bucks add two more assistants to their growing coaching staff』より


今年のバックスのオフシーズンは、ここ数年大きな動きが無かったチーム編成から大きく変化しようとしています。

ヤニス以外の選手は、中心選手であっても開幕時にいない可能性があります💦ここ最近のトレードの動きを見ると『全くあり得ない』というトレードはないです。

自分はまだ、今のロスターを維持して優勝に挑戦できると考えているので、ミドルトン、ロペスと再契約をして新シーズンに臨んで欲しいと思っています!

そして、その時のチームのかじ取りとしてグリフィンがその手腕を発揮してくれることを祈っています🙏

現在のバックスは、コーチ陣はだいぶ陣容が整ってきましたが、選手の契約がまだまだ分からない状態です。

来シーズンは、楽しみな反面、不安も多くあります。ヤニスの全盛期を無駄にしないように慎重に編成に取り組んで欲しいですね。

それでは今日はこれで終わりにしようと思います!それではまた👋

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