2022-23シーズンのスタッツ!~プレイオフで期待する働きと課題点~
出典:nba.com
ポーティスは今シーズンも安定した活躍を見せてくれています!
例年以上のエネルギーで、ベンチからリバウンドをもぎ取っています!25分程度の出場時間で10本近いリバウンドはすごい・・・
ダブルダブル(得点、リバウンドなどの項目で二桁以上のスタッツを2部門で記録すること)は36回記録!なんと出場した試合の半数以上でダブルダブルを記録していています!
バックスでのポーティスの仕事はざっくり言うとこの3つだと思います!
ポーティスに期待される働き
- ベンチからの得点源
- ヤニスを休ませる
- リバウンドハッスル要員
主にベンチからの出場が多いポーティスですが、今年はスターターとしても20試合出場しています。出場時はポストアップやスポットシューターとして得点を重ね、ヤニスがベンチで休んでいたり欠場した時に、その穴を埋める働きをしています!
今年特に磨きがかかっているのはリバウンドです!ベンチ出場ながら平均9.5本を記録しています。
ヤニスとロペスがいるのでベンチからの出場の多いポーティスですが、スターター出場時は軒並みスタッツを挙げています。
【ポーティスのスターター出場時とベンチスタート時のスタッツ】
ベンチ(44試合)➡スターター(20試合)
出場時間:23.8分➡30.7分
得点:12.3点➡17.0点
リバウンド:8.9本➡11.0本
確率:FG49.9%➡49.6% 3P32.2%➡39.2% FT64.4%➡92.7%
なんと平均ダブルダブル達成しています💦得点効率も良いので、これからどんどんスターターで使われる機会も増えるかもしれません!
プレーオフへの課題~3P成功率の改善~
ここからはプレーオフに向けてポーティスに『もっとここを頑張って欲しい!』ということを書いていきます!
ポーティスはキャッチ&シュートとゴール近辺のシュートが約80%を占めます。
ゴール近辺はポストアップなどが3P多いですが、3Pに関してはほぼキャッチ&シュートです!
そして今シーズンは3Pの確率が低下しています💦
【バックス加入3年間でのポーティスの3P成功率】
2020‐21:47.1%(試投数2.4本/試合)
2021‐22:39.3%(試投数4.7本/試合)
2022‐23:34.5%(試投数3.5本/試合)
バックス全体での課題ですが『ノーマークの3Pシュートをしっかり決める!』これにつきます。
ポーティスも3Pシュート確率を今年は落としていて、特に『コーナースリー』の確率が低いです。
👈左がシュート分布,
👉右がゾーン別のシュート成功率
出典:Rakuten NBA
ポーティスがコーナースリーを打つ頻度は低いですが、せめて30%は超えたいところです。
ヤニスのペイントアタックが相手チームには脅威になるので、ヤニスの前にディフェンダーが2,3人いることも珍しくありません。
そしてヤニスはパスもさばけるビックマンなので、スペースを広げるためにも『オープンスリーをしっかり決める』ことが重要になります!
負ける試合もだいたいスリーが入らなくて、相手のディフェンスがペイントに集中して、ヤニスが抑え込まれる。このパターンで負けることが多いので、ポーティスにも頑張って欲しいです!
オフコートでの活躍!俳優業にも挑戦
なんとポーティス、俳優デビューしました(笑)
出演する作品は
『Sweet Water』
アフリカ系アメリカ人としてNBAと初めて契約した選手ナサニエル”ナット”クリフトンの実話に基づいた作品!
ポーティスは同時期にクリフトンと共にNBA入りした選手アール・ロイド役を演じます!ロイドは初めてNBAの試合に出場した黒人選手。
今のところ日本での上映の情報はありません・・・うーん残念🤔
映画『グローリー・ロード』が好きな自分としては是非見てみたいです!
こちらも名作です👇
出典:filmarks.com
今日は『バックス優勝のカギを握るベンチメンバー』ということで、第1回はボビー・ポーティスを書きました!
先日のナゲッツとセルティックスとのトップチーム対決で大敗を喫したバックスとしては、プレイオフでステップアップする選手が必要です!
今後もポーティスの活躍とハッスルに期待しています👍
ボビー!ボビー!ボビー!👏
それではまた👋
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