プレイオフ、盛り上がっていますね😁
自分は見る試合が多すぎて時間が足りないです💦
そしていよいよ4月17日の午前4時に、レイカーズとグリズリーズのファーストラウンド第1戦が行われます。
レイカーズファン、グリズリーズファン以外の日本のNBAファンも注目のカードですね👍
今日はその試合を見る前に、八村の2022-23シーズンをスタッツで振り返るという記事です!
この記事を読むと
- 八村の2022-23シーズンのスタッツで注目すべき点がわかる!
- プレイオフで八村がチームに貢献できる働きがわかる!
- 八村の強み、課題がわかる!
以上のメリットがあります!
レイカーズファン、日本のNBAファン必見の記事を書きましたので是非読んでみて下さい!
八村塁の2022‐23シーズンを振り返る~初の移籍も経験~
Embed from Getty Images2022-23シーズンの八村塁を振り返ってみましょう!
八村にとっては変化が多く、調整に苦労したシーズンだったと思います。
ですがそんな状況の中でも、レギュラーシーズンの終盤やプレイイン・トーナメントのウルブス戦で、出場機会を与えられた時はしっかりと活躍していました!
八村がチャンスを与えられた時のために、しっかりと準備していたことの証明だと思います😁
八村塁の2022-23シーズンスタッツ~ミドルレンジの成功率と対人ディフェンスはリーグ屈指!~
それでは本題の八村の2022-23シーズンをスタッツで振り返ってみましょう!
参照は公式NBA.comのStatsサイト
まずは主要なスタッツ!
試合数:63試合(先発9試合)
出場時間:平均23.3分(WAS:24.3分、LAL:22.4分)
得点:11.2点(WAS:13.0点、LAL:9.6点)
リバウンド:4.5本(WAS:4.3本、LAL:4.7本)
アシスト:0.9本(WAS:1.2本、LAL:0.7本)
シュート確率:FG48.6% 3P31.9% FT73.9%
レイカーズ移籍後の平均得点は10点を下回っています。1試合のシュート試投数が、10.8本から7.9本へ減っていることが原因の一つです。
レイカーズのHCダ―ヴィン・ハムは、八村に得点以外で『リバウンドの奮起』を求めています。
出場機会の増えたレギュラーシーズン最後の5試合での平均リバウンドは6.2本と、シーズン平均と比べて1.7本ほど増えています!
いろんな要素があるとは思いますが、このあたりの頑張りがプレイオフでも特に必要になってくると思います!
八村のシュートエリア~ミドルレンジはトップクラス~
現代バスケは、得点の効率の高い『ゴール下』『フリースロー』『3P』のシュートを打つことが求められます。ロールプレーヤーとなればなおさらです。
※目安として1回のオフェンスで1点以上の得点が期待できるシュートを『効率のいいシュート』と呼びます(例:50%の2Pシュート)
得点効率の低い『ミドルレンジからのシュート』は、なるべく打たないようにするのが定石です。
そこで八村の2022-23シーズンのシュートチャートを見てみましょう!
《八村塁2022-23シュートチャート》
頻度は『ペイント内(制限区域内)』が47.8%と1番多いです。ですがミドルレンジからも比較的にシュートを放っていることがわかります。
数字で見るとこんな感じ👇
出典:RakutenNBA
ここで同じ日本人選手としてブルックリン・ネッツで活躍する渡邉雄太と比較してみましょう!
《渡邉雄太2022-23シュートチャート》
渡邊は3&D(3Pシュートとディフェンスが仕事の選手)なので役割が違いますが、ほとんどミドルレンジからシュートを放っていないことがわかりますね。
ですが『ミドルレンジからのシュート』は絶対に打ってはいけないのでしょうか?🤔
結論としては『50%以上の確率で成功させるなら打ってもいい』ということになります。
ミドルレンジは2点ですが、50%の確率で成功させれば、1回のオフェンスで期待できる得点は1点。これは一つの目安になります!
八村のエリアごとのシュート成功率を見てみましょう!
エリアごとに成功率に差はありますが、平均すると八村のミドルレンジからのシュート成功率は50%(69/138)です。これは打ってもいい目安を満たしています!
NBAミドルレンジ成功率トップ5はこちら!
※1試合2本以上の試投がある選手(30試合以上出場)
1位:ケビン・デュラント 56.0%(3.9/7.0)
2位:セス・カリー 51.0%(1.3/2.5)
3位:ディアンドレ・ハンター 50.5%(1.6/3.2)
4位:ディアンジェロ・ラッセル 50.3%(1.2/2.3)
5位:八村塁 50.0%(1.1/2.2)
なんとリーグ5位の成功率😲KDは化け物過ぎますが・・・
プレイオフはレギュラーシーズンとは別物です。ファウルが鳴りずらくなるので、簡単にフリースローがもらえなくなり、ゴール下でもタフなシュートが増えます。
3Pシュートは大事ですが、距離が遠くなるので、その分成功率は落ちます。
そこで大事になってくるのが『ミドルレンジ』!
チームのオフェンスが停滞した時に、しっかりと決めきることでオフェンスの流れを繋ぐことが出来ます!
レイカーズがプレイオフで、なかなかシュートが決められない時に八村のミドルレンジがチームを救う。そんな妄想をしてしまいます😊
もちろん3Pは大事ですが・・・
ノーマークの3P決めること、フィジカルを活かしゴール下のシュートをしっかり決めること、それにプラスしてミドルレンジも高確率で決めれる。
そうすれば八村のプレイオフでの出場時間も増えてくるでしょう。
八村のディフェンス~フィジカルを活かした対人ディフェンス~
Embed from Getty Images八村のディフェンス面を見てみましょう!
八村の身体能力を考えるとリバウンド、スティール、ブロックは、数字としては物足りない感じがします💦
この辺りはこれからも向上できる部分でしょう。
チームディフェンスでは、ディフェンスのローテーションやヘルプディフェンスなどで指摘されることも多く、ディフェンス面での評価はあまり高くない印象です。
ですが八村はその身体能力を活かし、マンツーマンでは複数ポジションをしっかりと守れる貴重な選手です!
対人ディフェンスの能力を示すスタッツでDIFF%というものがあります。
あまり見慣れない数字ではあると思いますが、簡単に言うと『マッチアップしたプレーヤーのFG%をどれだけ下げたか』という数字になります(あくまで参考)。
このDIFF%を八村はリーグでもトップの数字を残しています!
《DIFF%NBAトップ5》
※30試合以上出場している選手
1位:ヤニス・アデトクンボ -6.8%
2位:八村塁 -6.6%
3位:スティーブ・アダムス -6.5%
3位:ロバート・ウィリアムス3世 -6.5%
5位:パット・カナートン -6.1%
凄いですね😲
もちろんポジションが違ったり、いろんな要素があるので、あくまで参考程度ですが八村のディフェンス能力を示す一つの目安にはなるのではないでしょうか?🤔
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