バスケ選手にとって、走力、ジャンプ力などのフィジカルは重要。NBA選手もドラフト前に、選手のフィジカルやバスケスキルなどを評価する、NBAドラフトコンバインに参加します。
NBAの場合は、NBA statsというサイトで、ドラフトコンバインに参加した選手のデータを知ることが出来ます。Bリーグでも同じようなデータがわかったらなぁっと思っていたら、ありました。
2024-25シーズンを対象にした、フィジカルテスティングという、選手のフィジカルデータを収集する測定が行われました。
この記事では、Bリーグ選手のジャンプ力を、フィジカルテスティングの結果をもとに紹介します。
ダンクするためには、ジャンプ力は超重要!誰が一番跳べるか、チェックしましょう。
Bリーグフィジカルテスト/NBAドラフトコンバイン

Bリーグ2024-25シーズンに、以下の選手を対象にしたフィジカルテストが行われました。
- 年齢および代表選手:28歳以上の選手および日本代表選手は任意実施対象
- 登録国籍区分:外国籍選手およびアジア特別枠選手については、実施時期の兼ね合いで任意実施対象
- 年齢区分は2024.10.02時点の年齢をもとに分類
※引用:bleague.jp フィジカルテスティング詳細
測定項目は、NBAドラフトコンバインに準じています。
- 身長(シューズなし)
- 指高(シューズあり)スタンディングリーチ
- ウィングスパン
- 垂直跳び(助走なし)
- 垂直跳び(助走あり)
- 3/4スプリント
- プロレーンドリル
- レーンシャトルドリル
総数206名が実施しました。トレーニングをしている者として、こういったデータを公開してるのはありがたいですね。
垂直跳びの測定方法は、NBAドラフトコンバインでも使用される『ヤードスティック』です。
今年のドラフトコンバインで、ドラフト1位のクーパー・フラッグも行っていました。
Bリーガーはどれくらいのジャンプ力があるのでしょうか?紹介します。
Bリーガー助走なし垂直跳び(Non-Step vertical jump)TOP3
【第1位】
佐藤 巧(SF/山形):87cm

出典:山形ワイヴァンズ
1位はなんと日本人!助走ありでも94cmと高い数値を記録しました。ただ助走なしで87cm跳んでたら、1ⅿはいきたいところ。SSC能力に伸びしろありか。
【第2位】
アンソニー・ゲインズ・ジュニア(SG/鹿児島):84cm

出典:鹿児島レブナイズ
助走ありでは97cmの高さ。ハイライトでも豪快なダンクを決めています。
【第3位】
小酒部 泰暉(SG/A東京):83cm

出典:アルバルク東京
日本人Bリーガーで、ジャンプ力といえばこの人。試合中も豪快なダンクを決めてくれます。
Bリーガー助走あり垂直跳び(Maximum vertical jump)TOP3
【第1位】
トロイ・マーフィー・ジュニア(SG・SF/SR渋谷):108cm

出典:サンロッカーズ渋谷
助走なしで71cmの垂直跳び。なんと助走ありで、52%増の108cmを記録しました。
【第2位】
奥田 雄伍(PG/愛媛):100cm

出典:愛媛オレンジバイキングス
今回の測定で二人しかいない、1ⅿ以上のジャンプを見せました。助走なしでも81cmと好記録。
【第3位】
トビン・マーカス海舟(SF):98cm

出典:Bリーグ
助走なし垂直跳びが69cm。助走ありでなんと、約30cmのプラスです。SSC能力が相当高いのか?
今日は、Bリーグ2024-25フィジカルテスティングの結果にもとづき、Bリーグジャンプ力TOP3を紹介しました。
外国籍の選手は、腕の長さもあるとは思いますが、ダンクに積極的な気がします。日本人選手もジャンプ力があり、ダンクが出来る選手は積極的にダンクして欲しいですね。
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